
ベビー肌着の選び方
赤ちゃんが産まれる季節によって、用意するベビー肌着も変わってきます。
春秋生まれの赤ちゃんに
暖かかったり、寒かったりと気温の変化が激しいこの季節、ベビー肌着は素材に注意し、重ね着で調節してあげることが大切です。
ベビー肌着は吸湿性・通気性・伸縮性の優れたものを。
主に短肌着・長下着・両方を揃えておくと便利です。
重ね着しやすいよう一回り大きい長下着やコンビ肌着・脱着の簡単なベストなどを気温の変化にあわせて使うのもいいですよ。
夏生まれの赤ちゃんに
赤ちゃんが心地よいと感じる室温の目安は23℃~25℃です。
冷房のつけっぱなし、効き過ぎに気を付け快適な温度に保ってあげることが大切です。
梅雨の時期のベビー肌着は、定番の保温性の高いフライス素材を。
真夏のベビー肌着は吸汗性・通気性の高いニットサッカー素材を。
また、5月から6月は短肌着を基本に、真夏はコンビ肌着だけでも十分です
汗の量が特に多い夏は、一日最低でも3回は肌着を取り替えてあげて下さい。
冬生まれの赤ちゃんに
厳しい寒さから守ってあげることも大切ですが、
暖房の効き過ぎや乾燥・空気の汚れに気をつけてあげることも大切です。
ベビー肌着の素材は、保湿性に優れたスムース素材は肌触りもなめらかでも、
暖房の効き過ぎで汗をかくこともあります。赤ちゃんの背中に手を入れてチェックして!
下着は重ねて体を冷やさないようにしてあげてください。
室温の下がった夜中の授乳時はアフガンで包み込んであげて。
ベビー肌着の着せ方
基本の着せ方
3ヶ月くらいになれば大人と同じか、1枚少なめの吸湿性の良いベビー肌着と赤ちゃんの動きに合わせた
デザインの衣類を。
寒いときや屋外では調節用のものを!
赤ちゃんが暑くないか寒くないかの判断は、背中に手を入れてみて。
0ヶ月から2ヶ月頃 (ねんね状態)
赤ちゃんの動きは少なく、首がすわっていないのでほとんど一日、ねんねの生活です。
ベビー肌着は、ひもで結ぶタイプが脱がせやすくて着せやすいですよ。
素材は、汗を吸い取る綿100%に限ります。
上着は、肌着を一度に重ねて着せることのできる、ベビードレスがオススメ。
まだ体温調節ができないので、ママより“一枚多く”を目安にしましょう。
3ヶ月から6ヶ月頃 (腹ばい状態)
3~6ヶ月になると体の動きが活発になってきます。
あちこち動き回ることはできませんが、手足を伸ばしたり縮めたりといった小さな動きをしきりにするようになります。
ベビー肌着は簡単に着せられるひも付きで、大きさが調節できる打ち合わせタイプのものがよいでしょう。
上に着せるものは、ストレッチタイプのツインドレスなど、上下がつながっているものが便利です。
7ヶ月から9ヶ月頃 (おすわり・ハイハイ状態)
おすわりとハイハイができるようになると、赤ちゃんの動きはかなり激しく、一時もじっとしていません。
だから、ベビー肌着は手早く着せられるものが便利!!
ハイハイをするようになったら膝が痛くない様に、長いズボンがよいでしょう。
素材は、伸縮性のあるものがオススメです。
この時期からは、ママより一枚少なめに着せても大丈夫です。
10ヶ月から (つかまり立ち状態)
つかまり立ちを始めると、行動範囲はますます広くなり、動きはかなり激しくなります。
ベビー肌着はいっぺんに着せられる、かぶせの方のものがよいでしょう。
上に着るものは、この頃から何を着せてもかまいません。ただし、動きやすいものを!
12ヶ月から (あんよ状態)
あんよができるようになってくると、赤ちゃんの体は少し縮まってきます。
動きやすい服が基本で 肌着の上には何を着せても良いのですが、大きすぎると転んだり、
小さすぎるとお腹が出てしまいます。
サイズのあったベビー肌着を選びましょう
頭が大きいのが赤ちゃんの特徴!上着はスポットかぶれるワンボタン式や肩クロスがよいでしょう。